手作りジェノベーゼソースを作ってみた〜花壇の隅で生い茂ったバジルを大量消費
またまた家庭菜園の話。
先の投稿では、花壇の隅に何気なくぼたんこしょうを植えておいたら、ちゃんと実がついて、美味しく食した旨紹介したところ(”やたら”という長野県の郷土料理を自分でアレンジした”やたらもどき”を手作りした。)。→投稿記事はこちら
今度はバジルの話。バジルもぼたんこしょうの苗と一緒に購入し、同じく花壇の隅に植えておいたもので、スクスクと育ち、葉が生い茂ったので、その葉を使ってジェノベーゼを作ってみた。
バジルも、「よし!バジル育ててみるか!」といった気合いの入ったものではなく、植えておいてうまく育ったら、料理の際、ちょっとした時に使えるのではないかという適当な気持ちで植えていたものである。ただ、バジルの葉をスーパーなどで買おうとすると、ほんの数枚で数百円したりして結構高い。一方、バジルの苗はホームセンターなどで一株100円もしない。もし枯れてしまってもダメージはほとんどない。という打算の下、花壇の隅に植えておいて、育ってくれたらラッキー、といった感覚で植えておいた。
日々のお世話は、例のごとく、水やりのほかは、ハイポネックス液を週に1回与えるだけである。その結果が次の写真である。
ホームセンターで買ってきた時は、10センチ程度で葉も5〜6枚程度だったものが、今や、高さも50センチを超え、葉も数えきれないくらい生い茂った。
ちょっとした時に使えるだろうと思って植えておいたものだが、これだけ立派に育ったのを目の前にして、これは使わないともったいないという気になってきた。
見た感じ、相当の数の葉が収穫できそうであるが、果たして、大量のバジルを使って何が作れるのか。早速インターネットで検索してみると、たくさんヒットしたのが”ジェノベーゼソース”。必要な材料を見てみると、バジルの葉のほかには、オリーブオイル、塩、松の実…
まっ、松の実!?そんなのないぞ。
いや、代用できるものがあるはず。
そう信じていろんなサイトを検索してみたところ、胡桃やピーナッツで代用できるという情報がいくつかあった。
ということで、台所をガサゴソ漁ってみたところ…
あった、あった。
ドンキホーテブランドのミックスナッツである。嫁か娘がお菓子作りで使った残りだろう。中身をみてみると、くるみ、アーモンド、カシュナッツのミックスだった。完璧である。
ということで、以下の材料がそろった。
🌱 材料 🌱
バジルの葉 40グラム
ミックスナッツ 30グラム
にんにく 1片
オリーブオイル 120cc
塩 3グラム
🌱 作り方 🌱
①バジルの葉をきれいに洗い、丁寧に水気を切る。
②ナッツ、にんにく、オリーブオイルをミキサーで1分程度撹拌する。
③バジルの葉を加えて、滑らかになるまで撹拌する。
④最後に塩で味を整えて出来上がり。
う〜ん、いい香りだ。味も…絶品!
早速、このジェノベーゼソースを使ってスパゲッティを作ってみた。
仕上げに飾りのバジルの葉を添え、パルメザンチーズを振りかけて完成。
美しい!
(本当は、スパゲティをくるくる巻いた感じに盛り付けたかったのだが、うまくできず…次回までに要研究である。)
さあ、実食!
いいじゃないか、いいじゃないか。
予想どおりの味ではあったが、文句なしの絶品ジェノベーゼパスタであった。
さて、妻と二人で食べたのだが、それでも結構余ってしまったので、蓋をしてそのまま冷蔵庫で保存することにした。次は、どんな料理に使おうか、考えておかなくては。楽しみだ。
ところで、今回ジェノベーゼソースを作る際に使ったこの細長い容器は、ハンドミキサーに付属していたものである。
細長く、直径がミキサー部分がちょうど入る大きさのもの。効率よく撹拌でき、飛び散りにくい。そして蓋がついており、そのまま保存できるので非常に便利である。
このミキサーは、
ブラウン マルチミックス M880
という製品。
ミキサー(泡立て用)、ニーダー(こねる用)、ブレンダー(つぶす、まぜる用)、チョッパー(刻む用)という4種類のアタッチメントを付け替えて使うことができ、付属品として、今回使った蓋付き専用軽量カップがついている。消費電力も350ワットとパワフルで、人気のある商品であるが、どうやら今は廃盤になっているようである。残念。
ただ、後継機というか、さらに進化した「マルチクイック」というシリーズが出ている。マルチクイック5、マルチクイック7、マルチクイック9とバージョンによって、可能な調理方法が多くなっている。本体もコンパクトになっており更に使いやすそうである。便利な専用計量カップもついているのでおすすめである。
今のハンドミキサーは結構古いから、壊れたらぜひマルチクイックシリーズを買いたいと思っている。