ブラッシング大好きなおっさんと大嫌いな娘〜換毛期は大変です
梅雨で蒸し暑い日が続く。間もなく梅雨も明け夏はすぐそこである。
猫たちも夏に向けて…毛が抜ける抜ける。
家中に猫の毛が舞い散り、服にも一面、毛がべったりくっついている。白い服は目立たなくていいが、暗い色の服、特にスーツなどは、コロコロしなければとても出かけらない。
そんな換毛期のケアとして、毎日のブラッシングは欠かせない。今の季節、ブラッシングは私の毎日の日課となっている。
短毛種のスコティッシュフォールドのおっさんはまだいいのだが、厄介なのは、長毛種のノルウェージャンフォレストキャットの娘のブラッシングである。
気がつけば毛玉ができており、それをほぐして丁寧にブラッシングしているのだが、次から次への毛玉ができる。ほぐす毛玉より増える毛玉の数の方が多いくらい。
さらに、これを厄介にしているのが、娘のブラッシング嫌いである。膝の上に寝かせて、喉を撫でてやって、ご機嫌をうかがう。体を撫でながら、毛玉のありかを探すと、あ〜、またできている。
そもそも毛玉ができないようにするにはどうしたら良いのだろうか。抜けた毛が絡まって毛玉ができるのか。それなら、抜けた毛が毛玉になる前にブラッシングでできるだけ取り除いてやれば良いのではないか。
専用のブラシを使ってできるだけ抜け毛を取っているのだが、娘はこれが大嫌い。痛くないようにやっているつもりなのだが、どうしても嫌がって逃げていく。2〜3分もてばいい方である。
私としては、愛情がある故のケアなのであるが、やればやるほど嫌われる。切ない…
一方、短毛種のスコテッシュフォールドのおっさんはというと、ブラッシングが大好き。私がブラシを持っているのを見るなり、そばに寄ってきて、ブラッシングしてして〜と、ゴロンと横になる。
ブラッシングしてやると、それはそれは気持ち良さそう。喉をゴロゴロ鳴らし、今度は反対側をお願いしますと言わんばかりに寝返りをうつ。
もうそろそろいいだろうと止めようとするが、喉をゴロゴロと鳴らして、いつまでも仰向けになっているのだ。
ブラッシングの必要性の高い長毛種の娘はブラッシングが大嫌い。ブラッシング不要とまではいかないが、必要性としては比較的低い短毛種のおっさんはブラッシング大好き。
世の中、なかなかうまくいかないものである。