自由気ままに過ごす休日のつれづれ日記

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京都日帰り弾丸ツアー〜おすすめコース

 先日、片道220キロほどの距離のある京都に弾丸で日帰り観光に行ってきた。第一の目的は、京セラ美術館で開催中のルーブル美術館展であったが、せっかく京都まで行くのだからと、東本願寺大報恩寺にも行ってきた。

 弾丸とはいえ、3カ所それぞれでじっくり観て回り、とても充実した日帰り旅行となった。

 今回その充実の京都日帰り弾丸ツアーを紹介したい。

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京都日帰り弾丸ツアーの概要

 ○福井県大野市から京都市への日帰り往復(車での走行距離は往復で約500キロ)

 ○観光先は3カ所

   【1】ルーブル美術館

       京都市京セラ美術館

   【2】真宗大谷派 東本願寺

   【3】大報恩寺

 ○朝6時に出て、帰宅は夕方6時(半日)。

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 それでは観光した3カ所について、一つひとつ紹介していこう。

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⭐️ルーブル美術館展〜愛を描く

    ✅ 開催場所は、京都市京セラ美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町124)

    ✅ 駐車場情報

        専用の駐車場あり

        区画数 一般用区画 19台

            優先区画 2台

        料金  最初の60分 500円

            以降30分毎に200円

            平日は最大1,500円

            土日祝日は最大料金なし

    ✅ ルーブル美術館

      入場料  一般   2,100円

           高大生  1,500円

           小中学生 1,000円

      予約   インターネットにて朝9時から30分区切りで予約可(混雑時は入場制限の可能性あり。)

      展示数  73点

      所要時間 約2時間 ※個人による。

 

 京都市京セラ美術館は、そのすぐ北には平安神宮がある立地。

 現地には、土曜日の午前9時10分頃に到着したが、駐車場には2、3台停まっている程度で十分余裕があった(ただ、駐車場を出る11時15分頃は満車だった。)。

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 美術館は、重厚で趣のある建物で、正面付近には平安神宮の大鳥居も見える。

 

 チケットは当日、美術館の窓口で直接購入。混雑時には入場制限がかかる場合があるとのことで、インターネットにて、午前9時から30分区切りで入場予約を受け付けていた。ただ、この日は朝一番で入る予定であり、途中、インターネットで入場予約の状況を見ていたが、入場制限がかかるほどではなさそうだったので、予約せずに行ったが、問題なく入ることができた。

 チケット売り場から階段をあがるとホールがあり、ホールにある入り口の一つがルーブル美術館展会場への入り口である。

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 その入り口を抜けるといよいよ絵画の展示スペース。期待を膨らませ、その空間に足を踏み入れた。

 美大を出ているわけでもなく、絵画に詳しいわけでもなく、単に、かの有名なルーブル美術館の絵画が生で見慣れる機会は滅多にない、というそんな単純な、ミーハーな理由で訪れただけである。強いて言えば、ほんの少し絵に興味がある、ギリシャ神話や聖書の話が好きというのも理由の一つかもしれないが、基本的にはミーハーな心で訪れた。

 そんな素人の感想ではあるが、どれも素晴らしい絵画で感動した。顔に浮かぶ微妙な表情や、体の筋肉の盛り上がりなど、結構な至近距離で見ることができたが、間近で見てもどうやってそんな表現ができるのか、全くわからなかった。

 個人的には、聖書のエピソードを題材した絵画には特に感動した。

 全部で70超の作品が展示してあり、見応え十分。全ての作品を観終わったのは11時過ぎ。正味1時間半から2時間近く鑑賞していたということになるが、体感的にはあっという間だった。

 繰り返しになるが、ルーブル美術館の作品を生で観られる機会は滅多にない。少しでも興味のある方はこの機会をお見逃しなく。

 ちなみに、入館した時は混在しておらず、一つひとつの絵画をじっくり、余裕を持って観ることができたが、美術館を出る頃は、入り口付近が結構混雑しており、きっと中はかなり混雑しつつあるのだろうということが想像できた。余裕を持って観るには朝早い時間帯に行くのがおすすめである。

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(展示スペースに入る前のホールに掲げられていたポスター。壁一面を覆う大きさで、写真縦の長さは2、3メートルはあるかも。)

 

⭐️真宗大谷派 東本願寺

   ✅ 所在地 京都市下京区烏丸七条上る

   ✅ 駐車場 なし

     ※周辺にコインパーキング多数あり

   ✅ 入場料 無料

 

 ルーブル美術館展の次に訪れたのは、真宗大谷派東本願寺。7年前に他界した母の納骨をして以来、年に一度は参拝していたのだが、ここ数年、コロナ禍で行けていなかったのだが、ようやく行くことができた。

 東本願寺には専用の駐車場はなく、近くのコインパーキングに駐車した。なお、周辺にはコインパーキングがたくさんある。東本願寺までの距離、料金に多少の差はあるが。

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 いつ見ても荘厳な佇まいと雰囲気がある寺社である。御影堂と阿弥陀堂で本尊に手を合わせた。この日は気温35度を超える猛暑日であり、確かに暑い日ではあったが、この空間には別の空気が流れており、心が洗われる気がした。

 

 東本願寺の参拝を終えたのは昼の12時半頃。昼飯のため、また、猛暑からの避難所として、正面の道路を挟んだ向かいの交差点角にある餃子の王将(七条烏丸店)に飛び込んだ。

 1階はカウンター席、2階にはテーブル席があり、結構な座席数がある(お店のHPでは84席とのこと)。

 案内されたのは2階の窓際のテーブル席。窓からは、東本願寺を眺めることができる。なかなかの眺望かもしれない。

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餃子の王将七条烏丸店の2階テーブル席から見る東本願寺と注文した「忘れられない中華そば(税込748円)」)

 猛暑日ではあったが、熱々の中華そばは美味しかった。

 

お土産店情報⭐️京つけもの 西利本店

 京都の漬物の有名店の一つ「西利」。

 東本願寺から西に500メートルほど行くと西本願寺があり、西本願寺から1号線を挟んだ向かいにあるのが西利本店。

 2階にはソフトクリームやドリンクを提供するカフェスペースもある。京都らしいお土産の購入、ちょっとした休憩にぴったりの店。

 

⭐️大報恩寺千本釈迦堂

   ✅ 所在地  京都市上京区五辻通六軒町西入る溝前町1034

   ✅ 駐車場  敷地内に無料駐車場あり

   ✅ 拝観料  本殿・霊宝殿 600円 境内は無料

   ✅ 見どころ 重要文化財に指定されている「六観音菩薩像」

 

 最後に訪れたのは、京都市上京区にある大報恩寺

 本堂は国宝に指定されており、柱には、応仁の乱の際の刀や槍の傷痕が生々しく残っている。ただ、ここの一番の目的は、重要文化財に指定されている六観音菩薩像である。

 六観音菩薩とは、聖観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、准胝観音如意輪観音の総称で、それらの像が全て揃っているのは非常に珍しい。

 鎌倉時代の作で、作者は定慶。

 定慶は、奈良を中心に仏師として勢力を持った「慶派」の一人。東大寺南大門の金剛力士像を作った運慶、快慶が有名であるが、定慶は運慶の次男とのこと。

 撮影不可ということで、お見せできないのが残念であるが、ひとつ一つがとても趣深いもので、それが六体並んだ姿は圧巻だった。

 六観音菩薩像のほかにも、快慶作の木像十大弟子立像(釈迦の弟子の像)もあり、阿弥陀経に登場する釈迦の弟子がずらりと並んでおり、これもまた見事なものだった(ちょっとえらそうだが…)。

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(大法恩寺の本堂)

 

 以上が今回の弾丸ツアーで訪れた場所である。

 一つひとつじっくりと観ることができ非常に充実したものとなった。

 

 さて、帰りの名神高速にて、大津SAに立ち寄ったのだが、そこから臨む琵琶湖がとてもきれいだった。

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(大津SAからみる琵琶湖)

 大津SAにてお土産を購入。

 購入したのは、

    生八橋(夕子)、茶だんご、抹茶ころん

の3つ。

 茶だんごは、こんな感じ。まあ、想像どおりの姿であるが、食べてみると、とても柔らかく、抹茶の香りがありほんのりと甘みがあって美味しい。

 お土産の中で最も気になったのが、抹茶ころんである。

 和三盆糖に抹茶がまぶしてあるお菓子のようである。箱の大きさは1辺が10センチくらいでそれほど大きいものではない。

 抹茶系のお菓子が大好きな私は、買わずにはいられない一品である。

 開けてみるとこんな感じ。パッケージの写真を見る限り、丸い(球体)かと思いきや、半球の形をしていた。

 

 ひとつ口に入れてみたところ、最初、抹茶の渋味がくるが、その後、和三盆糖が溶けて抹茶に溶け合い、絶妙ないいお味になった。

 

 さて、私の京都日帰り弾丸ツアーの内容は以上である。

 独断と偏見が入った感想ではあるが、客観的にみても、かなりおすすめのコースではないかと思っている。関心のある方は参考にされたし。